こんにちは、工事部の菊地です。
今回で名工塾の講習も4回目となります。あと2回しかありません!
1日目は、積んだブロックに前回下地処理をしたので、
今回は化粧仕上げを行いました。
今回は四国化成さんの「パレットHG」という商品を使いました。
また、今回の講習の場所を提供して下さっているエスビックさんからの商品で、
「漆喰ヘイ!ヌーレル」という商品はホームセンターやネットからも購入ができるので、
DIYで塗ってみるのもいいかもしれません!
また、今回は普段あまりやらないブロックにペンキ塗装も行いました。
2日目は、石積み(ピンコロ)と土間コンクリート打設を施工しました。
石積み(ピンコロ)には、それぞれ顔があり、
上部を「天端」、側面を「見付け」といって、
これらを踏まえこだわると、選ぶだけで1日が終わりそうです。
しかし、大変なのは選ぶだけでなく、石は天然な物なので、
形がゆがんでおり、積むのは非常に大変です。
凸凹しているがために真っ直ぐにうまく積めず、
いい顔を見せようとすると積もうとするたびに倒れてしまうので難しかったです。
次に、土間コンクリート打設です。
これは普段よく見る作業なので、
よりもっと綺麗に見せる方法を教わり、勉強になりました。
その中でびっくりしたのは、
コンクリートは骨材と水で作られていて、水がぬけて骨材が固まり、
普段みているコンクリートになるのですが、
最初、ちゃんと量通りに打設したはずなのに、
3時間後見てみると、1~3mm程ほど下がって固まっていたので、
講習の方に聞いてみると、下がったのは抜けた水の分だと教えてもらいました。
なので、気持ち高く打たないといけないんだなと思いました。
また、他には普段の一般外構ではまず見られない
「スランプ試験」といって生コン屋さんに頼んだ生コンが
ちゃんとその現場に適正なのかを現場で計る試験です。
大きな規模の現場(ビル、ショッピングモール等)だと、
こういった試験を行うそうです。
最後に次回の講習で施工する天然石について、少し勉強をしました。
また来年の講習も楽しみです(^^)/