こんにちは、藤本です。
連日、30度越えの酷暑が続き毎日本当に暑いですね(~_~;)
熱中症患者も毎日すごい人数ですが、
外仕事の人はもちろん、スポーツをする人や、
乳幼児は体温調整機能がまだ十分に発達していないので、
大人より熱中症になりやすかったり、
高齢者は温度に対する感覚が弱くなってしまったり、
主婦はキッチンで火を使うこの季節は暑いので、
室内にいても熱中症は注意が必要です!
今日は改めて対策について紹介したいと思います!
まずは、熱中症にならないための体力作りです!
①水分をこまめにとる
喉が渇いていなくてもこまめに水分をとり、特にスポーツドリンクは
水分の吸収が早いので汗で失われた塩分を補えます。
②塩分をとる
食事からほどよく取ったり、
この季節は塩分の飴やタブレットも市販で販売されているので、
持ち歩くのもいいかもしれません。
③丈夫な身体作り
バランスのよい食生活を心掛け、十分な睡眠をとることが必要です。
エアコン等で身体を冷えすぎないよう注意です。
次は、暑さ対策です!
①気温と湿度は常に気にする
室内の場合は、日差しを遮ったり風通りをよくすることで
気温や湿度の上昇を防ぎます。
②帽子を被り水分を持ち歩く
直射日光を避けて、なるべく日陰で活動するようにします。
水分を持ち歩き、休憩もこまめにとるようにします。
③冷却グッズを活用する
冷却シートや、氷枕など今は様々な冷却アイテムが販売されています。
首元や太い血管がある箇所を冷やすと効率良く身体を冷やせます。
また、熱中症かな?と思ったら…症状は下記の通りです。
①めまいや顔のほてり
めまいや立ちくらみは熱中症の初期症状です。
一時的に意識が遠のいてしまったり、腹痛などの症状が出る事もあります。
②筋肉痛や筋肉のけいれん
手足の筋肉がつってしまう、こむら返りのような症状です。
筋肉がピクピクしたり硬くなります。
③身体のだるさや吐き気
身体がぐったりし力が入らないなど、吐き気やおう吐、頭痛を伴う場合もあります。
④汗のかき方がおかしい
ふいてもふいても汗がでる、もしくは全く汗をかかないなど、
汗のかき方に異常がある場合は危険です。
⑤体温が高い
体温が高くて皮膚を触るととても熱いのも熱中症のサインです。
⑥呼びかけに反応しない、真っ直ぐに歩けない
声をかけても反応しないなど、身体がガクガクとひきつけを起こしたりしている場合は、
重度の熱中症となります。
⑦水分補給ができない
自分で上手に水分補給ができない場合は、大変危険な状態なので、
むりやり口から水分を飲ませるのはやめて、ただちに医療機関を受診します。
最後に、熱中症になってしまったら…!
①まずは、救急車を呼んだり医療機関を受診する
救急車を待っている間にも現場で応急処置をすることで
悪化を防ぐことができます。
②涼しい場所に移動する
クーラーが効いた室内や車内へ移動します。
室内に移動できない場合は、日蔭や風通りの良い場所に移動します。
③衣服を脱がし身体を冷やして体温を下げる
衣服を脱がし身体の熱を放出します。
氷枕や保冷剤を両側の首筋や脇にあて、足の付け根も冷やします。
皮膚に水をかけうちわ等であおぎ、身体の温度が少しでも下がるようにします。
④塩分や水分を補給する
スポーツドリンクなどを飲ませます。
おう吐の症状が出ていたり、意識がない場合はのぞきます。
また、最近、熱中症より怖いのが「夏血栓」です!!
夏血栓は、血液の中の血小板などが脱水症状で水分が失われ、
血液がドロドロになってしまい、固まってつまってしまう症状です。
そのため脳梗塞などを引き起こしてしまうそうです。
初期症状は熱中症と似ているそうなので、素人判断で熱中症だと思いこみ、
処置が遅れてしまうと手遅れになってしまう恐れもあるそうです。
熱中症でも死亡者は発生していますし、
他人事ではないので体調管理には十分気を付けて
上手に夏を乗り切りたいですね!
まだまだしばらく酷暑は続きますが、
みなさんどうかお気をつけてお過ごし下さい!!